硝子体注射

Antivegftherapy

硝子体注射|医療法人 しぶし眼科|【白内障手術】鹿児島県志布志市の眼科

硝子体注射

硝子体注射

硝子体注射とは、目の中に生じた異常な血管を消す効果のある薬(抗VEGF物質)を直接注入する治療になります。この治療によって加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症といった病気の原因となる、新生血管の発生や網膜浮腫(網膜の腫れ)を抑制します。白目の部分から注射針を刺し、目の中に直接薬を注入します。注射針は非常に細いものを使用し、治療の際は点眼麻酔を行うため痛みはほとんどありません。

硝子体注射の費用

保険負担 注射費用(片眼)
1割・2割負担の患者さま 約 10,000~20,000 円
3割負担の患者さま 約 30,000~50,000 円

※使用する薬剤により金額が変わります。

硝子体注射の流れ

1

硝子体注射までの準備

術前の検査を行い、手術の日程、手術説明の日程を決めます。(日程の調整のため可能であればご家族と来院することをお勧めします。)医師から注射についての説明と、看護師より注射前の点眼や当日の流れについてお話させていただきます。

2

硝子体注射当日

ご来院

ご来院いただき、視力検査、眼底検査等をいたします。
また血圧測定などの全身状態のチェック、注射前の点眼を始めます。

硝子体注射前診察・説明

注射前に診察を行い網膜の状態を確認します。
診察次第では、当日硝子体注射が中止となる場合もあります。

4

硝子体注射準備・施行

ベッドに横になり、眼の洗眼・消毒を行います。
麻酔の点眼をし、硝子体注射を行います。

5

硝子体注射終了

全身状態のチェックと注射後の注意事項などの説明をさせていただき、その後帰宅していただきます。

硝子体注射前後の注意事項

注射前

  • 処方された点眼薬は確実に点眼するようお願いいたします。
  • ゆっくり睡眠をとり、体調を整えておきましょう。

当日

  • アクセサリー、時計などは外していただき、特にお化粧はせずにご来院ください。
  • 車やオートバイを運転してのご来院は危険ですのでお控えください。
  • 昼食は軽食でご来院ください。帰宅後はいつも通りお食事を摂っていただけます。

注射後

  • 術眼を触ったり、押さえたりしないようにしましょう。翌日には眼帯を外します。
  • 注射後の点眼の用法、用量を守り、しっかりと点眼しましょう。
  • 首から下のシャワー浴→翌日から可。
  • 洗髪・洗顔→3日目から可。
  • 軽い運動→1週間後から可。
  • 自動車等の運転→翌日の診察の後から可。
  • 飲酒やたばこはできるだけ控えましょう。
  • 診察は注射翌日、1週間後にあります。経過をみて診察の間隔をあけていきます。