白内障とは
目の中のレンズが濁る病気が白内障です。加齢変化に伴い黄白色っぽく濁ることが多く、白内障が進むと黄白色のフィルターがかかったような見え方になってしまいます。
白内障が進行すると、以下のような症状がでます。
- 霞んで見える
- 明るいところへ出ると眩しく見にくい
- 視力低下(どんなに調整しても眼鏡があわない)
- ぼやけて二重、三重に見える
白内障ではない人の見え方
白内障で視力低下がある場合の見え方
日帰り白内障手術
Cataract
目の中のレンズが濁る病気が白内障です。加齢変化に伴い黄白色っぽく濁ることが多く、白内障が進むと黄白色のフィルターがかかったような見え方になってしまいます。
白内障が進行すると、以下のような症状がでます。
白内障ではない人の見え方
白内障で視力低下がある場合の見え方
当院では日帰り白内障手術を行っております。切開創が小さく、入院を伴わないため、お身体の面でも生活の面でも負担が少ないのが特徴です。
全身状態などにより、日帰り手術ができない場合もありますので、事前の検査をかかりつけの病院で受けていただいたうえで、日帰り手術が適切かを慎重に判断させていただきます。
手術前には患者さまとそのご家族へ、医師・看護師より細やかな手術説明を行い、安心して手術を受けていただけるように努めております。
手術後はしっかりと経過観察するために、検査や診察などで1週間は頻繁に来院していただいております。入院手術を希望されている患者さまには入院施設のご紹介もいたしておりますので、どうぞご相談ください。
保険負担 | 手術費用(片眼) |
---|---|
1割・2割負担の患者さま | 約 20,000 円 |
3割負担の患者さま | 約 60,000 円 |
1
手術までの準備
術前の検査を行い、手術の日程、手術説明の日程を決めます。(日程の調整のため可能であればご家族と来院することをお勧めします。)目の手術を受けても大丈夫な全身状態かどうか、かかりつけ等の病院に紹介状を作成します。その紹介状を持ってかかりつけ病院等を受診していただきます。そして手術の説明日にかかりつけ病院からの情報提供書(お返事)を持ってきてもらいます。
2
手術の説明日
ご家族とご来院ください。術前検査後、医師から手術について説明いたします。また、眼内レンズの種類を相談の上決定します。その後、看護師より手術当日の流れなどお話しさせていただきます。
3
手術当日
ご来院
ご来院いただき、血圧測定などの全身状態のチェック、簡単な問診と説明をいたします。
手術前の点眼を始め術衣にお着替えいただきます。
術前診察・説明
手術前の最後の診察を行います。眼内レンズの種類によっては、麻酔をして眼に印しをつけます。
手術室へ
手術室へ移動していただき、点滴・眼の消毒を行います。
手術
手術はおよそ10~20分で終了いたします。
4
手術終了
血圧測定などの全身状態のチェックと術後の注意事項などの説明をさせていただき、その後帰宅していただきます。
眼内レンズの種類によっては、術後に回復室のベッドで30分程度休んでから、帰宅していただきます。
術後の経過にもよりますが、視力が落ち着くまでには時間がかかります。
メガネを作られる場合には1~2ヶ月ほど経ってから、医師の処方のもと作成されることをおすすめします。術後早期にメガネ作成をご希望される患者さまは医師にご相談ください。